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小ロットとは

みなさん、こんにちはエースデザイントウキョーのNです。


皆さんよく「小ロット」と、耳にすると思いますが、

なんで小ロットにて縫製するのが難しくて大変なのか、

アパレルの企画生産に携わったことのある方は、十分にご理解はされていると思いますが、

初めて商品を作ってみようって方は考えてもわからないことがいくつかあると思います。


そこで、どうやってアパレルの製品はできていくのか、簡単に説明いたしますね。


まず、製品を縫製するにあたり必要な資材を集めなければなりません。

例えば、メンズシャツを作る場合、

必要な資材は、(大きく分けての場合)

①生地

②付属

 1)ボタン

 2)ネーム類(ブランドネーム、洗濯ネーム)

シャツを作るうえで揃えなければならないものは、大まかに上記のようなものです。


上記にある生地は、必要メーター数を準備すれば問題ありません。

ボタンに関しましても、必要数を用意することは可能です。

しかし、ネーム類の作製にはロットが必要です。

そのロットとは、基本的に100枚以上でもチャージアップがかかります。

ネーム類の中でも洗濯ネームは使用素材別で必要になってくるので、1型に対して1セット必要になります。

必要な枚数だけということは、ネーム類に関しては非常に難しくなってくるのです。もちろん可能ですが、

チャージアップ金額がかさんできてしまいます。


小ロットに関しては、それぞれ必要資材の量産枚数に対して、

希望上代へ近づけるための可能なチャージアップ金額を算出して提案します。


それ以外にも、パターン作成費、縫製費など必要な経費は掛かってきます。

特に、縫製工賃に関しましては、非常にシビアで、少なければ少ないほど縫製工賃は上がってまいります。


そうなってくると、必然と1枚当たりのコストがどんどんと上がってきてしまいますよね。


物が良ければ高くても良いのかもしれませんが、高すぎても売れません。


一言で「小ロット」とはいいますが、小ロットでモノ作りは可能です。

コストが上がってもいいのであれば、です。


私たちの取り組みとしては、1型だけの受注も可能ですが、そのブランド様や、商品群の

先を見据えた考えでモノ作りご提案させて頂いております。

そのためには、必要な部分を必要最低限で揃えることはもちろんですが、

未来を見据えることでお客様の求めるコスト(上代)でのご提案をさせて頂いております。



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